只今
ワインエキスパート資格取得のために猛勉強している私ですが
ちょ~~っと興味深いワインと遭遇。
それを説明するには歴史背景を絡めてお話したほうが
伝わりやすいので簡単に
主役はのこワイン
ラベルになんて書いてある??

「マゾワイエール シャンベルタン」
堂々たるMAZOという言葉が入っているよね?
実は。これは畑区画の所有者の名前なの
基本。ブルゴーニュの格付けワインは畑そのものに所有者が決まっており
他の地域とは少し違うそうなの。
フランスはボルドー、ブルゴーニュとワインの名醸地は知ってるよね?
このマゾワイエールはブルゴーニュのコートドニュイ地区にある畑。
しかも。特級の畑
Grand Creと記載があることからそれが読み取れるのだけど・・・
お値段もグランドクリュですが・・・
もともと、修道院が世界各国でワインを作り始めたのが最初といわれる中
さまざまなヨーロッパで起こった戦争や革命で、修道院の力が衰退しはじめた頃
特に上記にあげたボルドー、ブルゴーニュでは貴族がワイン畑を取得していったの。
代表例は1760年、今でいうところのロマネコンチィ。。
ロマネコンティ公ルイなんとかさんが初めて取得したのは走り(もちろん今も複数の畑を所有)
30年後くらいにフランス革命が起こり、一旦畑は国有化されるのだけど
相続により、より畑は細分化され、財力ある貴族は革命後もちゃっかり分割所有を果たしたそう。
さぁ!長くなったけど。。。

ここからは、私の完全なる妄想・・・笑
貴族たちの遊びでね、とある貴族女王様が悪ふざけをして
畑に名前をつける際に、家来のように従えさせていた貴公に
「お前!マゾなんだし。マゾワイエールって名前つけちゃいなさいよ!
そして、私に毎年毎年ワインを献上することとしなさい!」
というきっかけがあったのではなかろうかと・・・
なぜならば・・・不思議なことに、この畑に限り別名を名乗ることが許されている!!
シャルムシャンベルタン・・・・いかにも普通の高級ワインでしょ???
同じワインなのに、このマゾワイエールだけ源氏名が用意されているのだから
妄想が膨らむのは無理ないわよ!だって、私女王様ですもん笑
上記の事柄により、シャルム公=マゾ そして、シャルムさんの女王様はワインがお好きだった
という結果になるわけですよ笑
って、真相などわからないけれど。。。SM文化はヨーロッパから生まれたものだし
このような。シャレのきいた貴族の遊びがあってもよいのではないかしら・・うふふふ